ヤセウツボ

ヤセウツボは葉緑素を持たず、シロツメクサなどに寄生しています。近年、全国的に広がりを見せている、帰化植物です。今のところ、被害はないようですが、今後、在来種や豆の栽培に大きな被害をもたらす恐れがあります。



2008年5月4日 栃木県 渡良瀬遊水池

 渡良瀬遊水池では堤防の上などに普通に見られます


Canon EOS Kiss Digital N + 標準スームレンズ


2008年5月18日 埼玉県川口市 荒川堤防


Canon EOS Kiss Digital N + 標準スームレンズ



埼玉県川口市の荒川の堤防では、今、ヤセウツボが満開です。結構たくさん咲いています。大きいものでは30cmぐらいあります。
栃木県の渡良瀬遊水池に比べ、個体数も密度も多いようです。

普通の花なら、満開で今が見ごろと言うのだろうけれど、ヤセウツボは気色悪い植物なので、好んで鑑賞する気は起きません。



ヤセウツボの根は浅く、簡単に掘り出す(引き出す)ことができます。茎の下部は膨らんでいて、そこからひげ根のような根が生えており、それが他の植物の根に寄生しています。このため、根は真横に生えているものが多い。

ヤセウツボは北アフリカあたりが原産の帰化植物で、日本では、戦前に千葉で確認されているそうです。葉緑素を持たず、マメ科などの植物の根に寄生しています。写真のものは、アカツメクサに寄生していたようです。寄生されていたアカツメクサは、明治期の帰化植物。




コップの水にさしておいたら、3日で水が赤茶色になりました。特に強いにおいはありません。

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